白内障手術
手術担当医のご紹介
- 手術担当医
- かけはし あきひろ
- 梯 彰弘かけはし あきひろ
日本眼科学会認定 眼科専門医
医学博士 - 日本眼科学会認定 眼科専門医
医学博士
略歴
- 昭和58年
- 自治医科大学 医学部 卒業
- 昭和58年
- 旭川保健所勤務、旭川医科大学 眼科研究生
- 昭和61年
- 市立稚内病院 眼科 科長
- 昭和64年
- ハーバード大学 スケペンス眼研究所 留学 Research fellow
- 平成4年
- 旭川保健所勤務、旭川医科大学 眼科研究生
- 平成6年
- 市立根室病院 眼科 科長
- 平成8年
- 自治医科大学附属大宮医療センター 眼科 講師
- 平成14年
- 自治医科大学附属大宮医療センター 眼科 助教授
- 平成20年
- 自治医科大学附属さいたま医療センター 眼科 教授
- 令和3年
- 自治医科大学附属さいたま医療センター 眼科 名誉教授
- 現在に至る
Journal Editorial Board Member:
The Open Diabetes Journal (2009~)
Journal of Diabetes Research(2018~)
The Best Doctors in Japan 2024-2025
Doctor Of Doctors Network 優秀専門臨床医™ 2024-2026
奉仕活動
2015 Outstanding reviewer American Journal of Ophthalmology
専門分野
白内障 網膜硝子体疾患
- 手術担当医
- なかがわ すぐる
- 中川 卓なかがわ すぐる
眼科学会認定 眼科専門医
医学博士 - 日本眼科学会認定 眼科専門医
医学博士
略歴
- 平成16年
- 東京大学医学部卒業
- 平成18年
- 東京大学眼科学教室、東京都健康長寿医療センター眼科 医員
- 平成23年
- 東京大学医学系研究科 医学博士課程
- 平成28年
- 国保旭中央病院眼科 医長
- 平成30年
- さいたま赤十字病院眼科 副部長
- 令和5年
- さいたま赤十字病院 第二眼科部長
- 令和6年
- 自治医科大学附属さいたま医療センター眼科 講師
- 現在に至る
専門分野
白内障 角膜 緑内障
白内障手術の方法
現在、白内障手術で1番多く行われている手術方法は、濁った水晶体を超音波で砕いて取り出し、人工のレンズ(眼内レンズ)を入れるという方法です。 ごく初期の白内障は点眼薬で進行を遅らせることができる場合もありますが、濁った水晶体をもとに戻すことはできません。
進行した白内障に対しては、濁った水晶体を手術で取り除き、眼内レンズを挿入する方法が一般的に行われます。 (超音波乳化吸引術+眼内レンズ挿入術)
当眼科の白内障手術は日帰り手術です。その日にお帰りになれます。
- 眼内レンズについて
- レンズは、直径6mmほどで、取り出した水晶体の代わりとなる人工の水晶体です。 一度挿入すれば、取り替える必要はありません。ピントが1つの単焦点眼内レンズとピントが複数ある多焦点眼内レンズの2種類があります。
単焦点
眼内レンズには、ピントを合わせる調整力がありません。 遠くに合わせると近くが見えにくくなり、近くに合わせると遠くが見えにくくなります。 手術前に生活スタイルに合わせてピントを合わせるおおよその距離を決める必要があります。
術後には、見えにくく感じる距離に応じた眼鏡が必要になります。
強い遠視の方や、強い近視の方は、その程度を軽くする事が出来ます。
※ 現在、多焦点眼内レンズは取り扱っておりません。
白内障手術のタイミング
白内障手術を受けるタイミングについては、以下の点が目安になります。
視力の低下が日常生活に支障をきたす場合
白内障は進行するため、視力が徐々に悪化します。白内障による視力の低下が、運転、読書、テレビ鑑賞などの日常生活に大きな影響を及ぼすようであれば、手術を考える時期です。
視力が十分に矯正できない場合
メガネやコンタクトレンズで視力を矯正できなくなった場合、その原因が白内障によるものであれば手術が効果的です。
医師が進行を確認した場合
定期検診で医師が白内障の進行が進んでいると診断した場合、手術の検討をおすすめされることが多いです。進行が進むと、手術が技術的に難しくなる場合もあります。
希望する視力の質を求める場合
白内障が初期段階でも、特に視力の質が必要な仕事や趣味(たとえば運転や精密作業)がある場合は、早めの手術も選択肢の一つです。
白内障は必ずしも急ぐ必要はない病気ですが、進行していくものであるため、症状が悪化する前に医師と相談し、生活に支障が出る場合は早めに手術を検討するのが望ましいです。
白内障手術を早めに行うメリット
白内障手術を早めに行うかどうかは、生活や症状の程度、個人の健康状態によって異なりますが、以下の理由から「早めの手術」が推奨される場合もあります。
生活の質の向上
視力低下は生活の質に大きく影響します。白内障が進行する前に手術を行うことで、視力を早期に回復でき、見えにくさによる不便を軽減することは大きなメリットです。
仕事や趣味など、日常の楽しみを取り戻したい場合、早めの手術が有益です。
手術が技術的に行いやすい
白内障が重度になると水晶体が硬くなり、手術が難しくなる場合があります。
早めの手術は技術的に行いやすく、術後の視力が安定するまでの期間も早くなることが多いです。
合併症リスクの低減
白内障が進行すると、後のう破損・チン小帯断裂・術後炎症・角膜障害・急性閉塞隅角緑内障などの合併症が発生するリスクが高まることがあります。
早めに手術をすることで、これらのリスクを避けられる可能性があります。
ただし、白内障が初期段階で、日常生活に特段の支障がない場合は、無理に手術を急ぐ必要はありません。医師と相談し、自分の生活に合わせた最適なタイミングを見つけるのが大切です。